STPケーブルとは


インターネット環境に必要となるLANケーブルの1つが「STPケーブル」です。
STPケーブルを利用するにあたって、どのような特徴があるのか気になりますよね。
そこで今回は、STPケーブルとは何かとSTPケーブルの特徴についてお話しします。
▼STPケーブルとは?
STPケーブルとは「シールドツイストペアケーブル」が正式名称です。
大きなノイズが入りやすい研究所や工場・データセンターなど、機器が集中している場所で利用されるケーブルです。
基本的には、内部の芯線が電磁遮断シールドでおおわれているケーブルのことを指します。
特に大容量の通信をする必要がある場面や、多くの設備が稼働してノイズが多い場所で利用されています。
▼STPケーブルの特徴
STPケーブルは、遮蔽効果によってノイズに対して高い耐性を有しています。
大容量のデータが流れるケーブルの中のノイズが、他のケーブルに影響しないように使用されます。
ただし、STPケーブルはネットワーク機器にアース処理をして、電気を逃がすことが必要です。
もしアース処理ができないと、たまった電気がノイズの発生源となり、通信に影響を及ぼします。
そのため、STPケーブルを利用する際にはアース処理が必ず必要です。
▼まとめ
STPケーブルは、研究所や工場・データセンターなどの特殊な環境下で利用されるのが一般的です。
大容量の通信が必要であり、電磁ノイズが発生しやすい環境ではSTPケーブルを利用しましょう。
『株式会社エイトック工業』では、光ファイバー工事や配線工事などを行っておりますので、ぜひお問い合わせください。

関連記事

TOP